カンボジアでの彫刻

2019年4月にカンボジア・シェムリアップにあるNational Polytechnic Institute of Angkor(国立アンコール職業訓練学校)の一部屋に彫刻機4台を設置し、彫刻機の技術を

教育として伝える活動を始めましたが、2020年初頭から始まったコロナ禍により、

カンボジアに渡ることが困難な状況となってしまいました。

そのため、ネットを介して月に1回程度の打ち合わせを行い、

アクリル枡(0.3合)クメール柄を250個の彫刻を完成させ、次のステップに向けて

日本の文様柄の彫刻や学校の名札製作に取り掛かろうとしています。

現在はカンボジアもコロナ感染が収まらず、飲食店の営業禁止や

夜間外出禁止などの措置が取られており、日本との荷物の行き来も難しくなっている中で、

カンボジアから日本に戻られる方に依頼して、カンボジアで彫刻されたサンプルを

入手することができました。

出来栄えは悪くないのですが、彫刻の際の切刃角度を変えなければいけないことに

気づきました。そこをきちっと伝えれば良いものが出来上がるとの確信があるので

刃物の研磨法を正確に伝えるため、ネット上でどのように教えられるか

慣れないマニュアル作成に悪戦苦闘中です。

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