部品を加工する際、図面に指示されている寸法ピッタリに製作することは通常できません。加工条件やその時の気温などにより多少寸法にバラつきがでるので、±0.1といったように最大最小の公差が図面には記されています。
で、今回の写真はアクリル枡(mas/mas)の蓋。
実際に作って寸法が公差内に入っていたとしても、蓋を嵌めた時の感覚が「きつい」とか「ゆるい」とかを社内で確認し、状況に応じて0.01mm単位で調整しています。
データの数値を変えるだけでのことではありますが、寸法だけではなく感覚を大切にしたモノづくりを心掛けています(少しだけ自慢…笑)