こんにちは。友成工芸です。
株式会社友成工芸はアクリル枡とアクリルトロフィーを製造しています。
アクリルトロフィーの中には、既製型アクリルトロフィーとオリジナルアクリルトロフィーがあります。
今回は、アクリルトロフィー事業がはじまったきっかけ・誕生秘話についてブログ記事にまとめてみました。
よろしければご覧下さい。
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アクリルトロフィーとは

アクリルトロフィーとは、プラスチック素材の中で高い透明度を持つアクリルによって作られたもので、ガラスのトロフィーと比べて印刷がしやすい素材であるため、美しい仕上がりが期待できます。アクリルトロフィーの中には、既製型アクリルトロフィーとオリジナルアクリルトロフィーがあります。
既製型アクリルトロフィーの特長
既製型アクリルトロフィーとは、あらかじめサイズが決まっていて、弊社で在庫をもち、デザイン入稿用テンプレートの準備のある製品です。短納期にも対応可能です。
・三角形アクリルトロフィー(画像)


・長方形アクリルトロフィー(画像)



・正方形アクリルトロフィー(画像)


オリジナルアクリルトロフィーの特長
オリジナルアクリルトロフィーとは、サイズ、形などオリジナルで作成したアクリルトロフィーです。
・ブロック型オリジナルアクリルトロフィー(画像)

・異形型オリジナルアクリルトロフィー(画像)


・キューブ型オリジナルアクリルトロフィー(画像)

・張り合わせ型オリジナルアクリルトロフィー(画像)


お客様の悩みから始まった!アクリルトロフィー誕生秘話
株式会社友成工芸にアクリルトロフィーの依頼がきたのは20年ぐらい前です。
当時、イギリスの高級車として販売されていたJ社から、アクリルトロフィー制作のご依頼がありました。販売成績が優秀なお店を表彰するためのトロフィーでした。
成績優秀な代理店を表彰しても、渡したアクリルトロフィーを飾っているのを見たことが無い、という状況でした。もらった代理店が飾りたくなるアクリルトロフィーをデザインして欲しいという依頼でした。
その当時、渋谷にある桑沢デザインの夜間に通いながらデザインを勉強しているスタッフがいました。物を作ることも好きで、アクリル加工のことも理解していたので、デザインをまかせたところ、出来上がったのが下記の形でした。

最初、デザイン画を見ただけでは、この形状がアクリルで加工できるか不安があったため、社内で試作して可能であることを確認してからお客様に提案いたしました。お客様もすぐに気に入っていただき、そこからアクリルトロフィーの制作がはじまりました。
パッケージを考え、またその時に、中のアクリルトロフィーが誰に渡すものか分かるように帯封をつけるという、今とほとんど変わりないデザインができあがりました。
・箱と帯封


この形状にするために、アクリルの30mmの角柱から削り出しをいたします。そのため半分のアクリルが無駄になります。また、削った側面を綺麗にするバフ研磨にも時間がかかります。新しい機械ができたことで、作業時間が短縮され、今では皆様にご納得いただける金額に設定できています。
新しいデザインをして、形にして、商品化する作業はワクワクする作業ではありますが、世の中の方々が受け入れてくださる金額に着地させるのは、なかなか難しい作業です。これが友成工芸のアクリルトロフィー事業のスタートでした。ここから、次のアクリルトロフィーを考えるまではかなり時間がかかりました。
今は、お客様の要望にあわせて、どのように加工するかを提案することが多くなり、自然と新しい形のアクリルトロフィー作りにチャレンジする機会も増えています。

企業も売り上げに貢献している方々に対して、そのモチベーションを維持してもらうために、アクリルトロフィーにも会社のブランディングを反映させ、こだわりを持つ時代になったと、製造現場にいて感じています。
今では取引実績も1,000社以上に増え、弊社を支える事業に育っています。

最後に
今回は、アクリルトロフィー事業がはじまったきっかけ・誕生秘話についてブログ記事にまとめてみました。ぜひ参考にしてください。
弊社では、「もらって嬉しい」「飾っておきたい」美しく高級感のある『アクリルトロフィー』を製造しております。遠慮なくお気軽にお問い合わせください。
また、株式会社友成工芸ではアクリル枡もオリジナルで制作しております。個人や企業様のお祝い事、記念イベントやノベルティなどに合わせていかがでしょうか?