こんにちは。友成工芸です。
2023年1月にカンボジアでのアクリル枡 mas/mas(マスマス)のプロモーションを皮切りに、2月は台湾、3月はイタリアに行ってきました。
今回は、イタリアでのアクリル枡 mas/mas(マスマス)のプロモーションの様子(2024年3月)についてブログ記事にまとめてみました。
実際のプロモーションの様子を写真と合わせて記載しております。よろしければご覧下さい。
目次
イタリアの出張目的
今回のイタリア出張の目的ですが、アクリル枡 mas/mas(マスマス)の販売促進のプロモーションを行うためでした。
【出張レポート】アクリル枡 mas/mas(マスマス)のプロモーションの様子 イタリア編
今回の記事では、イタリアでのアクリル枡 mas/mas(マスマス)のプロモーションの様子をまとめています。イタリア ボローニャから車で30分程の郊外にあるSan Giorgio Di Pianoのカフェ&バール「Despensa Palazzio Collona」でプロモーションのイベントを行いました。
(イタリアでのアクリル枡 mas/mas(マスマス)のプロモーションの様子①)
カフェ&バール「Despensa Palazzio Collona」でアクリル枡 mas/mas(マスマス)のプロモーション準備
移動当日、電車のストライキがあり、タクシーで宿泊予定のB&Bに向かい、チェックインしました。そのB&Bから徒歩5分でイベントを行うお店があるため、イベント当日に使用する日本酒やおつまみを運び、お店の方にご挨拶しました。今回お店を紹介くださった方の家で着物に着替え、夕方からはお店で、私達がアペリティーボをいただきながら翌日の宣伝を行いました。お子さんとママ達のグループなど、地元の方達に愛されているお店というのがよくわかりました。
(カフェ&バール「Despensa Palazzio Collona」にて)
カフェ&バール「Despensa Palazzio Collona」でアクリル枡 mas/mas(マスマス)のプロモーション当日
当日は残念ながら朝から雨模様となり、とても寒い日となりました。
16時にTea time スタートで、でアクリル枡 mas/mas(マスマス)1合にビスコッティを入れてお薄をガラスのティーカップで提供するという、イタリアスタイルでお抹茶の提供しました。天候は今ひとつでしたが、続々とお客様がお友達やご家族とご一緒にいらしていただきました。
(イタリアでのアクリル枡 mas/mas(マスマス)のプロモーションの様子②)
(イタリアでのアクリル枡 mas/mas(マスマス)のプロモーションの様子③)
お茶を立てる役目でした私はひたすらお茶を立てていて、通訳の方を介してお話しができたのは数名でした。その数名の方達は日本にとても興味を持っていらして、興味のもとがお仕事の関わりがある方、お子さんが日本にこれから行く予定である方など、何らかの日本の情報を持っている方達でした。その中で日本アニメの話が出てくるので、日本アニメの影響はとても大きいと実感しました。
また、このカフェはイタリアで購入できるお抹茶オーレを提供もしているらしく、日本から持っていった抹茶を見て鮮やかな緑に驚かれていました。また、着物という物を初めて見たという方がほとんどでした。ミラノ、ローマと違い、かなり日本は遠い国だという印象を受けました。
Tea timeに来ていただき日本酒を試したい方も何人かいらして、そのままアペリティーボタイム*に移られて日本酒を飲まれ、また梅酒も試飲される方も多くいらっしゃいました。アペリティーボタイムには通常の生ハム、チーズ、生野菜のおつまみと一緒に日本から持っていった豆源の豆菓子と、広島の猫豆と混ぜて提供してのですが、これが結構評判が良かったのが印象深かったです。
アペリティーボタイムとは
- アペリティーボタイム:ディナー前の夕方頃にバールに集まり、仲間や家族などと軽くお酒を飲む習慣
18時にはアペリティーボタイムには弊社で制作したアクリル製のワインクーラーにお酒を入れて柄杓(ひしゃく)でアクリル枡 mas/mas(マスマス)にショットグラスを置きお酒をこぼすまで注ぎいれる演出を行いました。このワインクーラーにはペインティングアーティストMachikoの手書きで鳳凰が描かれています。日本では茶席での水差しとして使用していただいた経緯もあり、今回この中にお酒を入れて提供しました。
(イタリアでのアクリル枡 mas/mas(マスマス)のプロモーションにて柄杓を使った演出)
アクリル枡 mas/mas(マスマス)のプロモーションでのアンケート依頼
今回のイベントを次に繋げるためにGoogle Formsでアンケートを作り、そのアンケートにお答えいただいた方には小さなアクリル枡 mas/mas(マスマス)を1個プレゼントの企画も入れました。Tea Timeはゆっくり時間が流れていたので、多くのお客様にご協力いただきましたが、夜はお酒も入り、お楽しみ中にアンケートにお答えいただくことが難しく、アンケートを回収できませんでした。
日本酒への興味は日本に興味がある方だけのようでした。常連の客様はビール、ジン、日本酒はちょっとという感じで楽しまれていましたので、ビールをアクリル枡 mas/mas(マスマス)に入れて飲んでいただいたりしました。こちらの方が楽しんでいただけたようです。
このお店はあくまでもバルで食前酒(アペリティーボ)として楽しみにいらしている方ばかりなので、おしゃべりして20時ぐらいになると、お食事に出かける方も多く、雨の影響もあったと思いますが、お客様は20時半には落ち着いてきました。
予定としては23時ぐらいまでワイワイするイメージを持っていたのですが、外でのお食事を楽しまれるイタリアでも冷たい雨は大きなマイナス要因になりました。残念ながら天候の影響もあり、思っていたようにはいかなかったのですが、アンケートのお陰で今後も皆様に何らかの情報を提供する手立てができたのは良かったです。繋がっていければ、再度このような機会を持つ意味も出てくるかもしれません。
(イタリアでのアクリル枡 mas/mas(マスマス)のプロモーションの様子④)
MARIOLUCA GIUSTI と面談
最終日はアクリルでグラスや食器を製造販売している、イタリアの高級ブランドのMARIOLUCA GIUSTIのショップがフィレンツエにあるのでリサーチのため行く予定にしていました。
日本に入っているのですが、見たことがなく、実際の商品を見て手にふれ今後の参考にしたいと考えておりました。アクリルに関しては、イタリアだけでなくヨーロッパの方が進んでいます。アクリル材料の板にしても日本では手に入らない素敵な色板も沢山あります。また成型品に関してのヨーロッパの技術が進んでいると聞いていたこともあり、実はこの会社にずっとアプローチをかけていました。もちろん3月9日のイベントのこともメールしていましたが、全く返事はきていなかったので、せめてもショップだけ行きたいと思い、フィレンツェ行きの電車を予約していました。
(MARIOLUCA GIUSTI ショップ)
それが突然、朝MARIOLUCA GIUSTIから本社で会いましょうとメールが入りました。急遽お目にかかることになりました。お目にかかれたのは社長のお嬢様で30分ぐらいの面談でしたが、大きな収穫を得て帰ることができました。私は勝手には会えると信じて弊社の商品をプレゼントとして持って行っていましたので、商品が渡せたのは嬉しかったです。
最後に
今回は、イタリアでのアクリル枡 mas/mas(マスマス)のプロモーションの様子(2024年3月)をブログ記事にまとめてみました。
イタリアでのプロモーションからすぐにアクリル枡 mas/mas(マスマス)の商流を作れるのは難しいとは思っていましたが、色々な収穫も得て帰国がすることができました。
株式会社友成工芸ではワークショップを不定期に開催します。携帯にある画像をアクリルの厚い板に印刷するfotoryl(フォトリル)を作るワークショップを開催します。開催日時が確定すれば、HPで告知しますのでぜひご参加くださいませ。
また、弊社では、「もらって嬉しい」「飾っておきたい」美しく高級感のある『オリジナルアクリルトロフィー』を製造しております。遠慮なくお気軽にお問い合わせください。