【採択されたBuy TOKYO推進活動支援事業】アクリル枡 mas/mas(マスマス)の販売促進

こんにちは。友成工芸です。

弊社は、アクリル枡 mas/mas(マスマス)という商品で、2023年に東京都補助金「Buy TOKYO」に採択されました。現在、東京都の補助金によりアクリル枡 mas/mas(マスマス)の販売促進を行っています。

今回は、「Buy TOKYO推進活動支援事業」の採択内容・アクリル枡 mas/mas(マスマス)の販売促進の様子をブログ記事にまとめてみました。実際の採択内容、Buy TOKYOの流れ、所感もあわせて記載しております。よろしければご覧下さい。

採択されたBuy TOKYO推進活動支援事業の概要

Buy TOKYO

(引用:公募情報 – 東京都が選定した名産品や特産品を紹介【BuyTOKYO】

Buy TOKYO推進活動支援事業とは、東京の特色ある優れた商品等(東京都産品)を国内外に向けて販売・周知等を行う都内中小企業者等の「新たな取組」に対して、取組に係る経費の一部補助や販売促進のサポートなどの各種支援を行うことにより、これら商品等の市場への浸透や海外展開を促進させ、東京都産品のブランドイメージの向上やブランド力の強化を図ることを目的としています。

Buy TOKYO推進活動支援事業の概要

  • 補助対象となる東京都産品に関して、2年に渡り専門家の伴走支援を受けながら商品の販売やPR活動に支援を受けることができます。
  • 補助対象費用:国内外のイベント、展示会出展、広告等、パッケージデザイン、製品のマーケット調査など
  • 初年度:補助対象経費の3分の2以内かつ1,000万円以内
  • 2年度:補助対象経費の2分の1以内かつ600万円以内

弊社では、2023年8月に採択されました。2年間継続することができる補助金で、 1年目は2024年3月31日に終了し、アクリル枡の販売促進を国内外で行ってきました。 以前のブログでもアップしましたが、1月のカンボジアでのイベント、2月の台湾でのテスト販売、3月のイタリアでのイベントは、すべてこの補助金の支援で行ってきました。

(カンボジア出張・台湾出張)

中小企業振興公社さんの補助金には色々とチャレンジしてきましたが、東京都ダイレクトの補助金は、中小企業振興公社「東京都イチオシ」の伴走支援でお世話になった中小企業診断士さんから頂いた情報でチャレンジしました。今年も4月にこの補助金の募集がスタートし、先日6月12日に締め切られました。

Buy TOKYO推進活動支援事業の取り組み・実施・報告について

Buy TOKYO推進活動支援事業の取り組み・実施・報告を下記の通りまとめています。

Buy TOKYO推進活動支援事業 のスケジュール

  1. 採択通知
  2. 実施
  3. 報告

Buy TOKYO推進活動支援事業の採択通知

採択通知は7月末から8月初旬に連絡が来ます。
採択のポイントは色々ありますが、「東京都の商品」と認定いただくことがまず大切なようです。

アクリルのmas/mas(マスマス)が東京都の商品として認定を受けたポイントは、

  1. 全て東京都内で生産している。アクリル升の周りの彫刻は世田谷区の弊社で加工し、成型加工とそれを作る金型も大田区の会社にお願いしている。
  2. 世田谷みやげ、世田谷のふるさと納税になっている商品
  3. 東京都庁第一本庁舎1階の「TOKYO GIFT 62」ショップにおいて世田谷区の商品としてmas/mas(マスマス)が販売されている

上記3点と推測されます。

(TOKYO GIFT 62」ショップ)

Buy TOKYO推進活動支援事業の実施

ただし、弊社では補助金申請で提出した実施計画と実際に採択を受けてから行った実施内容はかなり変わりました。理由としては円高の影響により、考えていた費用感では成果を上げられないなど、採択後に何を実施して、何を中止するかにかなり悩みましたが、東京都担当部署の方たちに細かく対応していただき、大変助かりました。1月、2月、3月と海外でのイベントが続きましたので、2024年はお正月から目が回るような忙しさでした。

イベント実施と、それに関わる出費等のチェック、証票整理などを通常業務と同時進行で行わなければならず、さらに2年目の予定を3月中旬までに「jGrants」に提出し、3月末には全ての支払いを済ませ、4月5日には証票類をまとめて事務局に送付するという事務作業があったため、この3月中旬から4月5日までは地獄のような日々が続きました。

弊社の補助金のチャレンジはコンサルタントにお願いせずに自社で行うことがほとんどのため、今までも書類制作の負荷には少しは慣れている自負がありましたが、今回の補助金は海外の出張旅費の精算書式が難しく、予定以上に時間がかかりました。最終日は久々の徹夜になる自体でした。通常の商取引では発生しない書類も準備しなければならないため、手間がかかるし、時間もかかりますが、公のお金をいただくので、仕方のないことかと思っています。

Buy TOKYO推進活動支援事業 の初年度報告

今回の「Buy TOKYO推進活動支援事業補助金」の初年度報告で必要になる書類は下記の通りです。

Buy TOKYO推進活動支援事業 の初年度報告で必要な書類

  1. 仕事を依頼するための依頼書
  2. 見積書(30万円以上は相見積り)
  3. 発注書
  4. 発注請書
  5. 請求書
  6. 支払いが分かる振込書
  7. 支払いをした銀行の写し

これらがセットになります。
海外のイベントでは航空運賃が費用として補助金の対象になりますが、航空券取得時の金額、日付、便名、ルート等が書かれた書類、往復の航空運賃の半券(本当に乗ったか、またエコノミーで行ったかのチェック)、領収書、その支払いをした銀行の写しなどが必要です。

特に大変だったのが出張精算でした。
ネットでホテルを予約するサイトはポイントがつきます。またカードで支払いを行った場合もポイントがつきます。そのポイントが助成金ではクセモノでした。1ポイントを現金に換算するといくらかになるかを計算して、かかった出張旅費から減額する必要があり、その差し引いた金額の2/3が補助される仕組みです。 また、航空運賃の中には色々な費用があります。その中で補助対象とならない経費も含まれているため細かくチェックを行い、経費計上をします。日系の航空会社はすぐに詳細を提出してくれますが、海外の航空会社の対応に苦しみました。通常では行わないチェックがあり、通常は気にしない箇所で時間を使うのが補助金なのかもしれません。

(Buy TOKYO推進活動支援事業 の報告書類)

Buy TOKYO推進活動支援事業 の所感

友成工芸のような小規模の製造業社が新たなことにチャレンジする際や、ステップアップするためには補助金はとても有益であると思っています。今後も弊社にとって有益な補助金にはチャレンジして参ります。

最後に

今回は、「Buy TOKYO推進活動支援事業」の採択内容・アクリル枡 mas/mas(マスマス)の販売促進の様子をブログ記事にまとめてみました。

このような製造業が新しいことにチャレンジする際や、ステップアップするためには補助金はとても有益であると思っています。今後もチャレンジして参ります。

株式会社友成工芸ではワークショップを不定期に開催します。携帯にある画像をアクリルの厚い板に印刷するfotoryl(フォトリル)を作るワークショップを開催します。開催日時が確定すれば、HPで告知しますのでぜひご参加くださいませ。

また、弊社では、「もらって嬉しい」「飾っておきたい」美しく高級感のある『オリジナルアクリルトロフィー』を製造しております。遠慮なくお気軽にお問い合わせください。

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