オリジナルアクリル枡の作り方・注文の流れ【実績多数あり】

こんにちは。友成工芸です。

株式会社友成工芸では、アクリルトロフィー以外にもアクリル枡を製造しています。アクリル枡の中には、自社商品であるアクリル枡「mas/mas」（マスマス）とオリジナルアクリル枡があります。

今回は、オリジナルアクリル枡の作り方についてブログ記事にまとめてみました。オリジナルアクリル枡の注文の流れだけでなく、アクリル枡「mas/mas」（マスマス）の紹介、特徴、実績、お客様の声に関しても記載しております。

よろしければご覧下さい。

アクリル枡「mas/mas」（マスマス）とは

アクリル枡「mas/mas」（マスマス）とは、透明感が美しいアクリルで作った枡のことです。
創業70年、手の感覚を大切にしてきた友成工芸の彫刻技術を使い、アクリル枡「mas/mas」（マスマス）の周りには、日本の紋様が刃物で彫刻されています。ガラスよりも透明度が高いアクリル製で、軽くて割れにくく、口当たりの良い厚さにもこだわりました。ますます繁盛、ますます充実、そしてますます幸せに、という願いを込めた商品になります。

▶︎実際のアクリル枡「mas/mas」（マスマス）は下記の動画から確認できます。

製造できるアクリル枡のサイズ

製造できるアクリル枡のサイズは2種（0.3合・1合）とお重があります。それぞれアクリル樹脂で作られています。

アクリル枡の特徴

弊社のアクリル枡の特徴に関してまとめてみました。

食品衛生法準拠に準拠する食器 

アクリル枡は、食品衛生法に適合した安全な食器です。酒器として使用する以外に、食品類の器としてもお使いいただけます。お子様のおやつの入れ物として、おつまみの入れ物として楽しんでいただけます。

（出所：食器に関連する法規制等 | 化学物質管理 | 製品評価技術基盤機構）

デザインと技術の結晶のアクリル枡

デザイナーからのデザイン提案を機械刃物で彫刻する「機械彫刻」で表現するのは時間のかかる作業です。レーザー彫刻の場合は、イラストレーターデータ（ai）からレーザービームによって素材表面を焼きつける方法で彫刻することができますが、機械彫刻は回転する刃物を使用して素材を削る方法で彫刻しますので、立体的な紋様デザインを忠実に再現するため機械刃物の選定をし、さらに枡に対してその刃物をどれくらいの深さまで入れて彫刻するか試作を重ねます。

細い刃物でも深く入れたら線は太くなり、浅すぎると薄っぺらな印象を与えますので、最適な条件を設定して彫刻をいたします。実はとてもシンプルなことですが、この積み重ねが彫刻の勘を養うのに大切なこととなります。

確かな機械彫刻技術

機械彫刻技術は　大正時代にドイツから彫刻機械が大量に輸入されて普及した技術でした。当初は印版・文具界に使用され、戦後はパネルや銘板へのグラフィック彫刻から金型製作などの精密加工技術まで用途は多様化し成長しました。現在は機械設備の高性能化によりデジタル機器によるゴルフタグなどの名入れ加工で使われる技術となっています。名入れの場合は彫刻した後に色を入れますがアクリル升「mas/mas」（マスマス）は、色を入れません。

彫刻したままの状態で美しく見えるために刃物にこだわっています。そこに友成工芸のこだわりを感じてください。

アクリル枡の参考事例

株式会社友成工芸で作成した、アクリル枡の参考事例についてまとめてみました。

自社商品であるアクリル枡「mas/mas」（マスマス）の紹介

砧公園の桜でアクリル枡「mas/mas」（マスマス）と一緒に撮影しました。

現在1合で33種類、0.3合で16種類を取り揃え下記で販売しています。

クライアント様へ納品したオリジナルアクリル枡の紹介

クライアント様へ納品したアクリル枡をいくつか紹介します。

・「Tokyo SAKE Collection 2023～サケコレ＠アキバ日本酒の日～」向けオリジナルアクリル枡

・一般社団法人やまとの智恵実践協会 様向けオリジナルアクリル枡

・一般社団法人J.S.P 様向けオリジナルアクリル枡

オリジナルアクリル枡 その他の参考事例

オリジナルアクリル枡の注文の流れ

株式会社友成工芸のオリジナルアクリル枡では、彫刻（レーザー彫刻）と、プリント（底面にインクジェット印刷）の2種類の方法でオリジナルデザインのアクリル枡オーダーメイドを承っています。

企業様だけでなく、個人のお客様からのご依頼も可能です。お値段はその都度お見積りとなりますので、一度お問い合わせください。

【オリジナルアクリル枡】
透明なアクリル枡に側面と底面にお客様からのデータで印刷、彫刻をします。10個より承ります。

【セミオーダーオリジナルアクリル枡】
下記ネットショップで販売している商品にお客様からのデータをプラス印刷、彫刻加工いたします。1個より承ります。

【彫刻加工（レーザー刻）】
側面・底面に加工できます。

【印刷加工（インクジェット）】
底面だけに印刷加工できます（食品衛生法の遵守）

オリジナルアクリル枡の発注から納品までの詳細はこちらをご覧ください。

発注量とサイズを決める

アクリル枡のサイズですが、一合枡（180ml）または、 プチ枡 0.3合（54ml）を選択しましょう。完全オリジナル枡の制作は最低発注量ロット10個以上になります。すでに彫刻や絵付けされた既製品へのロゴ入れや無加工の面にロゴや記念日を入れることもでき、1個から承ります。

デザインを決める

透明のアクリル枡を使ってオリジナルを制作するか、アクリル枡 mas/mas（マスマス）の既成品を使ってオリジナルを制作するかを決めます。また、デザインは、ご自身で作成したデザインを送付していただくか、それとも、デザインも含めての株式会社友成工芸に依頼かどうかを決めてください。

加工方法を決める

加工方法は2種類あり、見た目が白っぽくなるレーザー彫刻とカラー（４色）印刷があります。
彫刻は側面、底面に加工できます。カラー（４色）印刷は、底面だけになります。食品衛生法に適合しているため、口をつける側面には彫刻のみでの対応としています。なお、彫刻は４面+底面まで入れられますが、１面または2面が綺麗に見えますのでおすすめします。

デザインデータを作成する

彫刻は色無し（表面を溶かすため白っぽくなります）、底面印刷は、白または黒1色、4色カラーが可能です。印刷用データはお客様に（EPS、jpg、PDF形式）でご準備いただきます。弊社のテンプレート（拡張子：PDF、ai）がありますので、ご希望の方はお問い合わせいただきお使い下さい。また、ラフスケッチなどを元に弊社作成（有料）も可能でございます。詳細はお問い合わせください。

サンプルを製作する（50個以上）

入金確認後、50個以上ご注文の場合、サンプルの製作に入ります。サンプルは量産に入る前に1個製作して送付します。サンプル製作後にデータの調整がある場合、または、50個未満での制作の場合でもサンプルが必要な場合は、追加料金¥2,000〜/１個かかります。サンプルを確定後、量産にはいります。

包装形態（化粧箱など）を決める

ギフトラッピング（有料）も選べます。オリジナルのギフトにぴったりです。ロゴ入り黒箱（1個又は2〜3個入）、こちらは箱代がかかります。コストを抑えるために通白箱に紙梱包にリボン、熨斗も可能です。イベントでのご使用の場合にはP P袋の個包装で金魚袋（有料）をつける事ができます。お問い合わせください。

発送

原則、ヤマト便になります、希望の到着日やご自宅用もしくは贈り主への直送など、ご指定ください。

納期について

制作開始から納品まで、一合枡（180ml）は1ヶ月、 プチ枡 0.3合（54ml）は3週間程度かかりますので、余裕を持ってご依頼ください。なお、ご注文の個数により納期は変わります。お急ぎの場合、ご相談下さい。

弊社へのお客様の声

お客様からいただきました、お客様の声（一例）をご紹介します。

・一般社団法人J.S.Pメンバー宮崎の渡邊酒造場の渡邊様からいただきましたお客様の声

イベントで枡を使うためネットで現在販売されているアクリル製の枡を取り寄せて見比べたら、友成工芸の透明枡が一番透明度が高くきれいだった。自分たちもお酒造りにこだわっているのでこだわってアクリル枡を作っている会社に依頼しました。」という嬉しい言葉をいただきました。

・三味線奏者 雅勝様からいただきましたお客様の声

「ファンクラブ向け」として、アクリル枡0.3合の既製品の底面に雅勝のアイコンのブルーのバチを印刷しました。ブルーの色にこだわりがあったのですが、丁寧に再現してもらいファンの方に好評でした。

・一般社団法人やまとの智恵実践協会　代表理事 辻中公様よりからいただきましたお客様の声

友成工芸 mas/mas で、出版記念の引き出物をオリジナル制作していただきました。
その理由は、友成工芸の作品への想いです。一合枡の四面には弊社のロゴマークにも入っております麻の葉紋様を。また蓋には弊社のロゴマークそのものを金色で入れていただきました。金を施すには細部に至るまでデリケートな仕事をしていただき、日本人特有の作品に対する丁寧で真摯な想いを込めていただきました。そのおかげ様で来客の皆様に心からの感謝をお伝えでき、日本の想いへの感動もお届けできました。お持ち帰りいただき、そのぞれの場で活用いただいているとのお声も多く、今もなお、話題に出てくる引き出物は、正に日本の心そのものです。

・コピア様よりからいただきましたお客様の声

ブランド1周年パーティの際に、ブランドロゴを入れたマスを作って頂きました。クリアな素材と美しい細工で、見ているだけでも楽しいのですが、パーティ当日はマスをピラミッドのようにディスプレイしました。ライトが当たると、益々キラキラと輝き、オブジェのようで会場がとても華やかになり嬉しかったです。最後は来場のお客様にプレゼントとして持ち帰って頂き、升一つで何度も楽しむ事ができ大変満足度が高かったです。現在は、小花を入れて花器にしたり、ボタンなどを入れたりして楽しんでいます。友成さん、素敵な商品をありがとうございました。

最後に

今回は、オリジナルアクリル枡の作り方についてブログ記事にまとめてみました。ぜひ参考にしてください。

弊社では、「もらって嬉しい」「飾っておきたい」美しく高級感のある『オリジナルアクリル枡』を製造しております。遠慮なくお気軽にお問い合わせください。

また、株式会社友成工芸ではワークショップを不定期に開催します。携帯にある画像をアクリルの厚い板に印刷するfotoryl（フォトリル）を作るワークショップを開催します。開催日時が確定すれば、HPで告知しますのでぜひご参加くださいませ。